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お役立ち情報 vol.25.1


口腔ケアや健康についての情報を提供してまいります。

お役立ち情報

健康日本21(第2次) Ⅰ

平成12年から『21 世紀における国民健康づくり運動』健康日本21が行われ、前のシリーズでその最終評価をお知らせしました。
その結果を受けて、平成25年から健康日本21(第二次)が行われています。
今回は、その概要をご説明します。

1.健康日本21(第二次)の基本的な方向

10年後を見据えた「目指す姿」

全ての国民が共に支え合い、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会

を実現するために、以下の5つの基本的な方向が示されています。

  • ①健康寿命注1)の延伸と健康格差注2)の縮小
  • ②主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防
  • ③社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上
  • ④健康を支え、守るための社会環境の整備
  • ⑤栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び 社会環境の改善

個人の生活習慣だけではなく、社会環境の観点が含まれているのが特徴です。

注1)健康寿命・・・日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のこと
注2)健康格差・・・地域や社会経済状況の違いによる集団間の健康状態の差

健康日本21(第二次)の概念図
2.健康をめぐる現状

国民医療費は年々増加しており生活習慣病は、国民医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めています。

また、介護が必要となった主な原因についても、生活習慣病が3割を占めています。

健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料
 平成24年7月 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会
          次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会 より

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