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お役立ち情報 vol.38.1


口腔ケアや健康についての情報を提供してまいります。

妊産婦の口腔清掃のお話

日頃の口腔清掃のお話

皆さんはご自分のお口に合った口腔清掃をされていますか?
突然ですが、プラーク(歯垢)1mgには1億個以上の細菌がいるといわれています。このプラーク(歯垢)の除去が不十分だと、う蝕(虫歯)、歯周病などを引き起こしてしまう主な原因になります。ただし、お口の中は磨きにくいところがたくさんありますので、ご自分の口腔の状態に合わせた磨き方が大切になります。

1. 磨きにくい部分と清掃補助用具

口腔内の形や状態は人それぞれなので、ご自分に合わせた口腔清掃をより良く行うために、次のような清掃補助用具の使用など参考にしてみてください。

また、これ以外にも歯と歯の間、臼歯(奥歯)の咬合面、前歯の内側、利き手側の下の奥歯の内側、歯列不正がある人なども磨き残しがある場合があり注意が必要です。
歯と歯肉の間を磨く際には…ブラシの列が少なく幅の狭い細身タイプの歯ブラシを使い、毛先を細かく振動させましょう。
歯列が小さく奥が狭い場合…ヘッドが小さめのコンパクトやミニの歯ブラシを選びましょう。
矯正用歯ブラシやその他の清掃補助用具の正しい使い方は、歯科衛生士が解りやすく教えてくれます。

参照頁 松田 裕子 編
オーラルヘルスケア事典ーお口の健康を守るためにー
2013年 学建書院

2. 歯肉炎、歯周炎のケア

毎日歯磨きをしていても、痛みなどが少ないため歯周炎に進行していることに気づかないことがあります。
炎症が歯肉に現れるものが歯肉炎、炎症が歯や骨にまで及んでしまうものが歯周炎です。
歯肉炎や歯周炎の症状がある場合は、次のような清掃方法を参考にしてみてください。

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