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お役立ち情報 vol.40.2


口腔ケアや健康についての情報を提供してまいります。

バランスのとれた食事

皆さんは、体に良いものや栄養バランスのとれた食事をしていますか? 私たち日本人は、毎日和食を中心に食べていますが、和食は栄養バランスのとれた食事として世界から関心を集めています。平成25年には、和食はユネスコ無形文化遺産に登録されています。

下の図は、和食の配膳の基本といわれています。一汁一菜…毎食をこのような形でとることはなかなか難しい場合も多いですね。

しかし、このようなバランスのとれた食事をまったく考えてない場合、単に風邪など病気にかかっていなければ、体は健康な状態といえるのでしょうか。栄養バランスが良いとはどのような意味かを知るために、まずは栄養について調べてみました。

体に必要な栄養とは

体を健康な状態に保つために必要な栄養は、五大栄養素とよばれています。

五大栄養素は、まず体をつくるため骨などの成分となるミネラルや、タンパク質などがあり、次いで体を動かすために必要なエネルギー源となる糖質、脂質などがありますが、実はこれらだけでは体を健康な状態には保つことはできないのです。 健康な体にとって重要な栄養の一つとしてビタミンがあげられます。ビタミンは糖質、脂質、タンパク質の代謝を円滑に進める手助けをしています。ビタミンの摂取量は体の調節機能と関係があり、不足すると欠乏症が現れ、逆に過剰に摂取すると過剰症が起こることもあります。

ビタミンについて

ビタミンは体の機能を維持するために必要ですが、ほとんど体内では合成されないので食品などからとる必要があります。ビタミンには水溶性と脂溶性があり、過剰にとった場合は水溶性のものは尿中に排せつされますが、一方脂溶性のものは体の脂質部分に蓄積して過剰症が起こることがあります。ただし、バランスの良い食事に気をつけていれば発症することはありません。

口腔内に関わりのあるビタミンとその摂取量の過不足の影響をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

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