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お役立ち情報 vol.47.1


口腔ケアや健康についての情報を提供してまいります。

入れ歯は、失った歯を補い、食べることをサポートしてくれます。
さらに、見た目の美しさ、噛み合うことによって生まれる体のバランスを保つことなどにも一役買っています。そんな入れ歯と長く上手に付き合っていくために、正しいお手入れ方法を紹介します。

日々のお手入れのなかで、たとえば下記のようなお困りごとはありませんか。

お手入れの基本

・毎食後ブラシで必ず洗いましょう
・毎日入れ歯洗浄剤に浸けおきしましょう
・入れ歯は水を張ったケースに入れて保管しましょう
・痛くなったら歯科医院へ受診しましょう
・定期検診も忘れずに

毎食後の入れ歯の洗い方(ブラシ編)

用意するもの:入れ歯用のブラシ

毎日の入れ歯の洗い方(浸けおき編)

用意するもの:入れ歯用ブラシ 入れ歯用ケース 入れ歯洗浄剤

Q&A
Q. 通常の歯ブラシで入れ歯も洗って良いですか?
A.別々のブラシを用意してください。入れ歯は、プラスチックや金属でできているため、通常の歯ブラシとは違い、適切な毛の硬さが必要です。

Q. 入れ歯についた歯石が気になりますが、どうしたら良いですか?
A.歯科医院で相談すると、専用の薬液できれいにしてもらえると思います。
また、毎日のケアのために歯科医院でも入れ歯洗浄剤を販売しています。
その中には、歯石を落とすことに特化した商品もあります。興味があれば一度聞いてみると良いでしょう。

Q. 入れ歯の保管の仕方はどうすれば良いですか?
A.入れ歯の主要な材質はプラスチックのため、乾燥によりひび割れや変形を起こしてしまいます。お水やぬるま湯を張ったケースに入れて保管してください。

Q. 新しい入れ歯で初めて食事をしましたが、痛みを感じます。
A.入れ歯は、数回にわたって歯科医師が少しずつ調整することで、よりぴったりになっていきます。したがって、痛みがあれば我慢や自分で何とかしようとせず、歯科医院で調整しましょう。

Q.入れ歯安定剤は使っても良いですか?
A.入れ歯安定剤は、入れ歯や粘膜に汚れがつきやすくなってしまったり、噛み合せや顎の形が変わってしまうことがあるため、歯科医師の指示や応急以外で使う場合、使用には注意が必要です。

Q.寝るときは外した方が良いですか?
A.粘膜の休息ができますし、また、誤飲の防止にもなりますので、寝るときは外した方がおすすめです。さらに寝ている間に洗浄剤に浸けおきもできますね。
入れたまま寝ても大丈夫ですが、その際はきちんと入れ歯を清掃してから寝てください。


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