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お役立ち情報 vol.18.2


口腔ケアや健康についての情報を提供してまいります。

全体の目標達成状況[Ⅱ]

[Ⅰ]では、健康日本21の総括評価から健康寿命のご紹介をしました。
ここでは、分野全体の目標達成状況と今後の課題についてご説明します。

「健康日本21」の目標設定

生活習慣や生活習慣病のうち、大きな問題となっている9つの分野について目標設定されています。

目標達成状況をみるにあたり、たばこ分野やアルコール分野のように0%、100%を目指すという目標値を設定している指標もあれば、段階的な目標設定をしている指標もあり、分野・指標ごとに目標値の在り方が異なることに留意する必要があります。

分野全体の目標達成状況等の評価

59項目中、約6割が目標値に達した、または改善傾向でした。

8020運動(80歳で20本の歯を残す)に関連した部分は改善が進んだようですが、健康全体としてはまだまだ改善が必要なようです。

特定健康診査・特定保健指導の受診者数の向上(1項目)についてのみ、平成20年からの2ヶ年のデータに限定されるため、評価困難となっています。

今後の新たな課題(例)

最終評価において検討された今後の課題については、次期運動(健康日本21(第二次)」の立案と推進に反映させることを目指し、次のような新たな課題(例)が挙げられています。



健康日本21、厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会:
「健康日本21」中間評価報告書(平成19年4月)、最終評価報告書(平成23年10月)
厚生労働省平成23年10月13日 発表より

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