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お役立ち情報 vol.32.1


口腔ケアや健康についての情報を提供してまいります。

お役立ち情報

歯並びと歯列矯正のお話

白い歯、きれいな歯並びは、とても魅力的ですね。
しかし、歯や顎の大きさの不調和から歯並びが悪くなってしまうこともあります。 歯並びが悪いとプラークが取りきれないことも多く、注意する必要がありますね。
今回は、歯並びと歯列矯正のことをお伝えします。

1.口腔乾燥の原因

小学生における歯列・咬合状態の追跡研究(2009年)で、6年生の多くの児童に、歯並び・咬み合わせ状態に、何らかの異常が見られることがわかりました。
特に 叢生 そうせい の子が多く、上下顎を合わせると7割以上を占めています。

小学生における歯列・咬合状態の追跡研究(2009年)のグラフ
2.不正咬合の種類は?

不正咬合とは、歯並びや咬み合わせの状態が悪い状態のことをさします。
代表的な不正咬合を紹介します。

叢生と上顎前突 下顎前突と開口 切端咬合と過蓋咬合 正中離開と空隙歯列
3.不正咬合があるとどんなことが起こりますか?
不正咬合がもたらす影響
4.どのように不正咬合を治しますか?

歯列矯正治療を行います。
矯正装置を使用したり、唇・舌の筋肉のトレーニング、顎の骨を削るなど、不正咬合の状態により、さまざまな方法があります。
治療期間は、その人によって異なります。
治療期間は、その方によって異なります。

5.何歳くらいから歯列矯正ができますか?

歯列矯正治療は、その人によって開始時期が異なります。乳歯列期や混合歯列期から始める場合と、永久歯列期になってからの場合があります。いずれにしても乳歯列が完成した3~4歳頃か、永久歯が生える6~7歳頃に専門医に相談すると良いですね。

歯並びが悪い方や歯列矯正治療中は、お口の中を清潔にすることが大変重要です

中垣晴男ら 著:[改訂5版] 臨床家のための口腔衛生学、永末書店、2012年
中垣晴男ら 著:新 看護学生のための歯科学、医歯薬出版、2008年 より

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